【森のようちえん】子どもと楽しむ川の生きものかんさつ

飯南町版森のようちえん、「飯南町森のほいくしょ」活動の記録です
やっぱり夏はこれでしょ!「川あそび」を実施しました

本日の川あそびメニュー
  • じっくり見よう、川の生きものたち
  • 自分でつかまえてパックに移そう
  • どこがいいかな?川の生きものたちを放流
  • さがしてつかまえたよ、川の生きものたち
Record
  • 飯南町立さつき保育所
  • 3歳児~5歳児
  • 6名

ナニコレ!? 初めて見る川の生きものにたじたじ・わくわく

「なんかいる!」

「ムカデみたいのがいる!」

「なにこれ~・・・」

と、反応はさまざまです

大人でもほぼ見ることがない水生昆虫を初めて見て興味津々の子どもたち

平べったいカゲロウやサナエトンボのヤゴ、
足がいっぱいあるみたいだけど足じゃない、ムカデみたいなヘビトンボ、
腕立てふせのような動きをするカワゲラ

「自分でつかまえてパックに移してごらん」と促すと

平気でひょいひょいつかまえる子もいれば
おっかなびっくり、つんつんしながら様子を見る子
すばやい動きについていけずなかなかつかまえられない子

幼児と川の生きもの観察
川の生きもの、つかまえられるかな?

などそれぞれ川の生きものとふれあいました

どこがいいかな?川の生きものたちを放流

パックに移した生きものたちを手に持ち、いざ川の中へ

「サワガニやオタマジャクシは流れのない、浅い場所に」

「カゲロウやカワゲラは流れのある場所に」

「ヤゴは植物の生えている土のある場所に」

と、それぞれの生きものが過ごしやすい場所にそっと放してバイバイしました

幼児と川の生きもの観察

さがしてつかまえたよ、川の生きものたち

あとは自由にじゃぶじゃぶ川遊び♪

ところが、促したわけではないのに次々に生きものをさがし始め、サワガニ、オタマジャクシ、カジカガエル、カジカ、タカハヤの幼魚など多数つかまえることができました

幼児と川の生きもの観察

今日はなぜか森の中にすむ大きなシーボルトミミズが川の中から見つかり(保育士が)大騒ぎの1コマもありました

参考資料

川の生きものを調べるときは、この「水生生物ハンドブック」がおすすめ
上流から下流域まで普通に見られる水生昆虫のほか、エビ類や貝類なども掲載。
川の形態や環境、採集方法なども載っているので初心者向けの一冊です

水生生物ハンドブック 新訂