表紙とタイトルを裏切る意外ときちんとした学術書「鳥肉以上、鳥学未満。」

人類の歴史は鳥学の歴史なのだ。

川上和人

鳥肉の代名詞、鶏肉。

ニワトリの可食部である胸、手羽、もも、肝、果ては骨、首や頭、皮、とさかに至るまで注目し、その構造や役割などを科学的に解説

ニワトリだけでなくさまざまな鳥が登場し、鳥類学や進化を普段食べている鶏肉からひもとく、一風変わった自然科学書

ちょいちょい、ギャグやおふざけ文章も交えておもしろおかしく解説しています

私が「へ~!」となったのは、宍道湖に飛来する冬鳥のキンクロハジロ。
隣接する中海に飛来する個体との意外な違いは!?

トリのトリビアも満載です

ただ、解説されている鳥の種類や器官などについての脚注はないので、少々専門知識が必要

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