島根県県民の森ではその自然環境を生かして「しまね県民の森ふれあい講座」を毎年開催しています。
登山も含め、森の素材を使った工作やアウトドアクッキングなど今年度は全14講座を実施。
今日は、その講座の中の「森からのプレゼント」シリーズ第1回目です。
- 竹筒で炊くたけのこご飯とバームクーヘンづくり
- 一般・親子向け
- 22人
本日のアウトドアクッキングメニュー
モウソウチクを炊飯器代わりに使用し、たけのこご飯を熾火で炊きます。
午後のおやつにはマダケを使い、熾火の上でひたすら回転させながらバームクーヘンを焼き上げます。
どちらもおいしくできあがりました♪
本日の自然観察
竹筒ご飯が炊きあがるまでの約1時間、周辺を自然観察しながら散策します。
小雨降る中での散策だったので、あえて「水」に注目。
「水をはじく葉っぱはどれかな?」と参加者に選んでもらい、水滴を葉っぱの上に落としその様子を観察しました。
今回選ばれた中でしっかり水をはじいたのは
・シロツメクサ
・ノゲシ
・イチョウ
の葉っぱでした。
そして、散策路沿いの植物の中から笛を吹くことができる葉っぱ
・クロモジ
・ヒサカキ
・ササ
を紹介。
葉っぱの特性によって吹き方はいろいろ。今回は4つの笛の吹き方にチャレンジしていただきました。
葉っぱ笛をマスターした子どもの中には
「これでも鳴らせるかもしれない!」
と、いろいろな葉っぱを確かめてみては吹いてみていました。
帰り道、散策路の脇をにょろにょろする生きものを子どもが発見。
「あ!ミミズ!」
と思ったら、なんとジムグリの幼蛇でした!
なかなか出会うことのない、レアな生きものです。
しかも、私はジムグリの幼蛇に出会うのは初めてだったので、まちがえて「ヒバカリ」と紹介してしまいました・・・ごめんなさい!
そんなめったに出会うことのない生きものに出会えたのも、生態系が保たれている森が守られ、しっとりとした人気のない雨の日にのんびり散策したからこその、ラッキーな出来事でした♪