「ネイチャーガイドってどんなことしてるの?」
「自然体験ってどんなふうにすればいいの?」
エピオネイチャーガイドオフィスで行っている日々のガイド内容を記録していきます。
今日は浜田市立第二中学校へ行ってきました。
海のまちで森を学ぶ
- 浜田市立第二中学校
- 1年生
- 52人
浜田市は島根県の西部、日本海に面した市で、県内最大の水揚げを誇る浜田漁港があります。
自分は普段山の中で過ごしているので、海が見えただけで
「海だ~!」
と、テンションがあがりますね。
海沿いの中学校で森林学習?
と思うことなかれ、森と海は切っても切れない深いつながりがあるのです。
浜田二中から南東へバスで約20分、個人が管理されている山林へ向かいます。
目が見えない状態で森の中を歩く
今回は、ネイチャーゲームの一つである
「サイレントウォーク」
をしながら森の中を歩きました。
二人一組になり、一人が目隠しをして前の人の肩につかまりながら森の中を歩きます。
・・・まあ、実際には
「ぎゃ~こわい!こわい!」
「なに?ここどこ!?落ちないよね!?」
「ちょっとまって、早い、早い!」
などと大騒ぎで歩く中学生がほとんどなので全然サイレントではなかったのですが。
「森は海の恋人」の意味を森で感じる
この森は林業家として活躍されていた方が長年、手入れされてきました。
木材だけでなく、山菜やサカキ、お正月かざりのウラジロなど、
さまざまな林産物を活用していくことで生計をたてるとともに、
山林の手入れにもつながることで健全な森が成り立っている場所です。
「健全な森が水を育み、やがて海へ栄養豊富な養分と共に流れていくことによって海の魚を育てることにもつながっているんですよ。」
と、海のまちに住む人たちにも多く知ってもらいたいですね。
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