~ネイチャーガイドのお仕事~【出前授業】生物多様性のおはなしとネイチャーゲーム

「ネイチャーガイドってどんなことしてるの?」

「自然体験ってどんなふうにすればいいの?」

エピオネイチャーガイドオフィスで行っている日々のガイド内容を記録していきます。

今日は大田市立志学中学校での森林学習です。

三瓶山のふもとの小さな学校

  • 大田市立志学中学校
  • 全学年
  • 11人

三瓶町志学は三瓶山の南側、三瓶温泉のある地区です。
学校の校章は三瓶山を模した山のロゴで、校舎内のあちこちにも山のマークがありました。

あ、でも意外と学校からは三瓶山が見えないという立地なのです。

日本には何種類の動物がいると思う?

1時間目は「森と生物多様性」というテーマで講義を行いました。

「日本に生息する哺乳類は何種類?」
「鳥類は?両生類・爬虫類は?」

「どうして日本はこんなに動植物の種類が多いんだろう?」

などのお話をさせていただきました。

哺乳類だけでも100種以上いる、といっても
「え~っ!」という反応はあるけれど、いまいちピンとこないみたいだから次回からは写真をたくさん使って紹介してみようと思います。

一般の人がイメージする゛哺乳類”って、シカやクマ、タヌキやキツネなどの中型~大型の動物がほとんどで、ネズミ類やコウモリ類は全然知らないことが多いようです。

五感の”視覚”を生かしたネイチャーゲーム

2時間目は、校庭でネイチャーゲームを行いました。

1つ目は「サイレントウォーク」という、目隠しをしながら歩くゲームです。

アスファルトの上、グラウンドの上、草の上・・・
目が見えない状態で歩くので足からの触覚と耳からの聴覚が刺激されます。

2つ目は「カモフラージュ」という、人工物をさがすゲームです。

ロープの中にはいくつ人工物が置いてあるかな?
「11個」と「17個」と答えるなか、正解は・・・
22個でした!

このゲームをとおして動物たちの食べられない工夫などを知ります。

森の中に入らなくても、自然体験できる工夫はいろいろありますので、ぜひやってみてくださいね。

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